花々に感謝を込めて。今期最後のお仕事は種採り

今年は例年より早く咲き始めたマギーズの花畑。５月末の花畑活動の日には既に花の盛りを過ぎ、たくさんの種をつけていました。
まずは講師より花の種類とその種についてレクチャーを受けました。小さな種に目を凝らせば、さまざまな形状の複雑さや美しさにびっくり。こんなに小さくても、来年また美しい花をたくさん咲かせることができるなんて！　本当に不思議です。

全員で採取した種は保存しておいて、秋のたねダンゴに入れてまた植え付けます。繰り返すことで、ここの土壌に合った性質が引き継がれていくのだそうです。

花畑で植えている種は一年草ばかり。種を蒔いてから発芽し花を咲かせて枯れるまで1年未満のサイクルです。が、種を採って生かせばここ豊洲で生まれ育った花がさらにあちこちに広がっていきます。
「いつの時代も愛の代わりに贈るのは花です。たくさんの愛を周りに広げていけますように」と、講師からの言葉です。

今回も半年間、たねダンゴの花たちの成長をみんなで喜び、花の咲く風景にたくさん感動しました。来訪者さんやスタッフをはじめ、この地を訪れる多くの人の心を癒してくれた花畑。ありがとう！　感謝を込めて最後の花を摘み、花束を作りました。持ち帰って最後は自宅で楽しみます。

これで今期の花畑は終了。
来月半ばには次のたねダンゴに向け、土を掘り返して土壌改良をします。

photo:maggie’s tokyo