MAGGIE's Everyone's home of cancer care

認定NPO法人 マギーズ東京

新型コロナウイルス対策:みなさまに安心してお越しいただけるよう、しばらくの間、センターへのご来訪前にご連絡をお願いしています(当日の場合はお電話でお知らせください)。また、お電話やメール、オンラインでもマギーズ東京の看護師・心理士とつながることができます。

OUR STORY

マギーズセンターとは

マギーズセンターは、1996年に英国で生まれました。
創設者マギー・K・ジェンクス(造園家)が、自身のがん体験から、「治療中でも、患者ではなく一人の人間でいられる場所と、友人のような道案内がほしい」と願ったことがきっかけです。今では英国内に20か所以上、香港やスペインなどへも広がっています。
日本には、2016年に初めてオープンしました。それがマギーズ東京です。

マギーズセンターとは

マギーズセンターのはじまり

マギー・K・ジェンクス

造園家で造園史家でもあったマギー・K・ジェンクスは、47歳の時に乳がんの診断を受けました。その5年後に再発し「余命数ヶ月」と医師に告げられた時、強烈な衝撃を受けたといいます。にもかかわらず「大変申し訳ないのですが次の患者さんがいるので」と、廊下に出ることを促されました。その経験から「がんとともに生きる人のための空間がほしい」、「あと数ヵ月と告げられても一人の人として自分らしく生きる術はないか」と、夫で建築評論家のチャールズ・ジェンクスや、のちに担当看護師として出会ったローラ・リー(現マギーズセンターCEO=最高経営責任者)とともに模索しはじめます。

「自分を取り戻せるための空間やサポートを」と、 マギーは、がんに直面し悩む本人、家族、友人らのための空間と専門家のいる場所を造ろうと、入院していたエジンバラの病院の敷地内にある小さな建物を借りて、誰でも気軽に立ち寄れる空間をつくりました。その完成を見ずして1995年に亡くなりましたが、その遺志は受け継がれ、1996年に、「マギーズキャンサーケアリングセンター」としてオープンしました。徐々に全英の人達の共感を得て、2021年現在では英国で23ヵ所のセンターが運営され、2013年には、英国外で初めてとなるセンターが香港に開設され、2016年に東京、そして2019年にはバルセロナにも開設しています。現在も英国内外で開設に向けての準備が進んでいます。

マギーズセンターは、がんを経験した人や家族、医療者などがんに影響を受けるすべての人たちが、がんの種類やステージ、治療に関係なく、予約も必要なくいつでも利用することができます(※1)。マギーズセンターの自然光の入る開放的な環境の中で、さまざまな専門的な支援が無料で受けられます。看護師や心理士と話すことだけでなく、栄養・運動などのプログラムが受けられ、仕事や子育て、助成金や医療制度の活用についてなど生活についても相談することができます。のんびりお茶を飲んだり、本を読んだりするなど自分の好きなように過ごしていてもいいのです。マギーは、そこを第二の我が家と考えました。

マギーズセンターのような場が、病院の建物とは別の場所にあること。その「場」の持つ力は、医療分野のみならず建築分野の専門家の共感も得てきました。マギーズセンターには、世界中から多くの見学者が訪れています。

マギーズセンターCEO ローラ・リーよりご挨拶(2016年10月10日のマギーズ東京オープン時に寄せられたメッセージです)

英国マギーズセンターCEO ローラ・リー英国マギーズセンターCEO ローラ・リー英国マギーズセンターCEO ローラ・リー

なぜマギーズが必要なのか?

マギーズは重要な使命を担っている非営利組織です。私たちのセンターは英国内外でがん専門病院の近くに立地し、がんと共に生きる人、その家族や友人が必要とする心理面、実務面ならびに社会的支援を提供しています。

ボブ・レオナード教授(腫瘍内科医、マギーズ専門家諮問委員会委員長)は次のように語っています。
「がん専門医として、がんの診断に伴うさまざまな困難が過小評価できないことを知っています。がんが心にあたえる傷は身体への影響と同様に大きなものです。マギーズセンターは私たちの仕事の自然な延長線上で人々を支援しています。がんと共に生きる人にとってマギーズが提供するサービスは大変重要な役割を果たしています。」

がんを経験した人、その家族、友人の方々が圧倒される思いの中で自分一人では気持ちや考えをうまく整理できない時に、マギーズセンターは支援を提供します。
利用される方は、マギーズの専門家の支援によりさまざまな理解を深め、マギーズセンターの癒しの環境の中で落ち着きと安心をとりもどします。
マギーズセンターは自宅の外にあるもう一つの家であり、がんを経験している、またがんを経験した他の人と交わり、おしゃべりする場所でもあります。
ここに来れば、お湯を沸かしてお茶を入れても、読書しても、ただリラックスするだけでも、同じ経験をしてきた人と話をしてもいいのです。マギーズはここに来る人が「希望と自分の中にある力を見いだし、がんとともに生きる道を見つける」ことを可能にします。

病院の外にあり、予約なしで立寄れる場

利用する人が予約なしでいつでも好きな時に立寄り、支援が受けられることが重要です(※2)。プログラムの中には特定の日の特定の時間にだけ提供されているものもありますが、センターのドアは週末や祝祭日を除き原則午前9時から午後5時(※3)まで空いていますので、いつでも立寄ることが出来ます。
支援してくださる方の寄付などにより、マギーズセンターのサービスは無料で提供されます。心の支援や実務面、社会的支援などを、がんと共に生きる人、家族、友人誰でも、必要な期間受けることができます。
一流の建築家が設計したマギーズセンターはあたたかく、優しく、気軽な場所で、光があふれ、オープンなスペースの中心にはキッチンテーブルが置かれています。ここはストレスの多い病院とのやりとり、予約や治療への橋渡しの場であり、時には心配しすぎることのある家族や友人から少しの間距離を置く場所にもなります。
マギーズセンターは次々に提供される情報を吸収するための穏やかなスペースを提供し、がんと診断されたことの苦悩の一部を和らげるお手伝いをします。

より幅広いみなさまからの支援のお願い

日本のマギーズセンター第一号が建設されましたが、センターの運営を継続し、恒久的施設を建設するため、さらに多くの方々の支援が必要です。
この素晴らしいセンターの実現にむけてこれまで支援してくださったみなさまに再度この場を借りてお礼を申し上げ、同時に今後もセンターの将来の成長と発展にむけて更に多くのみなさまが参加してくださることを願っております。

(翻訳:重松加代子)

  • ※1,2)現在、みなさまに安心してお越しいただけるよう、ご連絡をいただいてからの来訪をお願いしています。
  • ※3)マギーズ東京は平日の午前10時から午後4時の開館となっています。
    2020年からは、オンラインプログラムも開始しています。
    詳しくはこちらをご覧ください。
  • ※英国のマギーズセンターへの訪問をお考えの方は、マギーズ東京へご連絡ください。
PAGE TOP