MAGGIE's Everyone's home of cancer care

認定NPO法人 マギーズ東京

新型コロナウイルス対策:みなさまに安心してお越しいただけるよう、しばらくの間は来訪の際にはご予約をお願いしています。調整してお返事いたします。
また、お電話やメール等でもマギーズ東京の看護師・心理士とつながることができます。

共同代表からご挨拶

秋山 正子

認定NPO法人マギーズ東京 共同代表理事

  • 訪問看護師・保健師
  • (株)ケアーズ代表取締役・白十字訪問看護ステーション統括所長
  • 特定非営利活動法人白十字在宅ボランティアの会理事長・暮らしの保健室室長
  • 第22期東京都社会福祉審議会委員・順天堂医療看護学研究科大学院非常勤講師
  • 第47回フローレンスナイチンゲール記章受章

看護大学を卒業後、病院での臨床や看護教育に携わってきました。1990年、41歳の姉が、余命1か月と宣告された後の在宅でのがん療養経験から、病院ではなく生活の場で療養出来るために看護を届ける仕事がしたいと1992年から東京都新宿区で訪問看護を始めました。

それから4半世紀、この間がんの診断・治療の様子が大きく変わり、外来での治療が中心となり、毎日の生活のちょっとした困りごとや病気についての悩みを気軽に話せないまま、時間が残り少なくなってから訪問看護に繋がってくる。この実態を医療者として何とかならないものかと思い悩んでいました。

2008年11月、スピーカーとして参加した国際がん看護セミナーで、エジンバラのマギーズセンター長アンドリュー・アンダーソン看護師の発表に目を見張りました。「相談者が自分自身の力でものが考えられる」ようにサポートすること、「その力を取り戻せるような支援」が「建築・環境」を整え行われていること。日本にも今すぐにでも必要とされる「場」であり「支援」であると思い、3か月後、仲間を募ってイギリス国内のマギーズセンターを見学。その1年後にCEOであるローラさんの招聘講演を実現させました。

その後、マギーズセンターをモデルにした「暮らしの保健室」を2011年に立ち上げるなど、「日本にもマギーズセンターを」と、少しずつ仲間をふやす運動を続けてきました。2014年に共同代表の鈴木美穂さんと出会うことができ、翌年にはNPO法人を設立。2016年10月に豊洲にマギーズ東京をオープンすることができました。英国を本部に持つマギーズ国際ネットワークの一員として活動し始めたのです。英国の方針を受けて、マギーズ東京も、全てチャリティでの運営にチャレンジしています。

オープンから4年、見学者も含めて2万3000人を超える方をお迎えし、専門職常勤5名・非常勤6名が、予約なし(※)、相談料は無料の原則を貫き開いています。月2回は夜間の相談窓口も開くことができ、様々なプログラムも企画運営しています。 一人でも多くの方に知っていただき、利用していただきたいと、スタッフ一同これからも研鑽をしてまいります。
マギーズ東京が今後も継続していけるようご支援をよろしくお願いいたします。

(※)新型コロナウイルス感染拡大防止の為、現在はご予約いただいています

鈴木 美穂

認定NPO法人マギーズ東京 共同代表理事

  • 2008年 乳がん経験
  • 元日本テレビ記者・キャスター
  • 若年性がん患者団体 STAND UP!!共同発起人
  • 一般社団法人CancerX 共同発起人・理事
  • 一般社団法人日本専門医機構 理事

マギーズ東京の中で自然とよく使われるようになった「マギーズ・マジック」という言葉があります。
時に「魔法」なのではないかと思えるくらい、マギーズ東京の空間と人には不思議な力があります。

不安な顔をして、または泣きながらマギーズ東京を訪れた方が、ゆっくりお茶を飲んで、恐れや心配事を話しながら、こんがらがった情報を一緒に整理して、深呼吸して、いらっしゃった時とは別人のように力を取り戻して、帰っていく。

そんな光景を目にする度に、人の持つ力に感動し、この場所を作れてよかった、と噛み締めています。

実は、2008年、私自身が、このような場所を必要としていました。

当時24歳で乳がんが見つかった私は、真っ暗闇に突き落とされたような気持ちでした。手術、抗がん剤、放射線、ホルモン治療、分子標的薬…治療のフルコースを受ける中、何よりも苦しかったのは、先が見えず、未来が全く想像できなくなったことです。不安で眠れなくて、死ぬことばかり考えて、うつ状態で闘病していました。
家族に心配をかけ続けてしまっているのも、申し訳なくて仕方がありませんでした。

一番苦しかった頃の自分と同じような状況の方に、あの時欲しかった居場所や情報を届けたい―

ずっとそう思って私なりに活動してきた中、2014年3月にウィーンで行われた国際会議でマギーズセンターの存在を知り、運命を感じました。
がんでなくても行きたくなる建築・環境で、チャリティで成り立っていて、信頼できる専門家がいて、本人だけでなく家族も友人もOKで、利用は無料…! 思い描いていた夢そのものだ、と。

帰国してすぐに、「日本にもマギーを」と活動してきた秋山正子さんの存在を知って訪ね、お互いのチームに呼びかけてマギーズセンターを日本に作るプロジェクトがスタート。
たくさんの方に支えていただいて、2016年10月、東京・豊洲の地にマギーズ東京がオープンしました。2020年8月までで、2万3000人以上の方にお越しいただいています。

がんに影響を受けた人生についての不安や悩みは多岐に渡ります。
治療のこと、仕事のこと、お金のこと、家族のこと、恋愛や結婚のこと、妊娠のこと、食事のこと、運動のこと、美容のこと…
センターでも、電話やメール、オンラインでも、これからもご利用いただく方が納得のいく人生を歩むお手伝いをし続けられたらと願っています。

マギーズ東京を支えてくださるすべての皆さまに心から感謝して。

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