「マギーズ東京物語」第８話が公開されました！
http://apital.asahi.com/article/maggie/2015091600020.html
《８》　建築デザインが「生きる力」を引き出す 今回は、プロジェクトの建築担当である佐藤由巳子が、マギーズセンターの建築と今月末から東京で始まる写真展について紹介しています！
マギーズセンターの青写真を描いたマギーさんは、抗がん剤治療のために通った病院の廊下や待合室の殺風景な、味気ない内装が肉体的・精神的な衰弱につながる、人々を意気消沈させる、と感じて、マギーズセンターのような空間を求めました。 マギーズセンターは現在、英国と香港の計１６カ所でオープンしていますが、設計は、故マギー・ケズウィック・ジェンクスさんが残した「建築概要」を守って行われています。 自然光が入って明るい。 安全な（中）庭がある。 空間はオープンである。 執務場所からすべてが見える。 オープンキッチンがある。 セラピー用の個室がある。 暖炉がある。水槽がある。 一人になれるトイレがある。 延べ面積は約２８０平方メートル こちらはその概要を一部抜粋したものですが、センターごとに建築家や造園家が考え抜き、建物と庭は一体となって環境をつくっています。マギーズセンターは 美術館のように魅力的で、教会のようにじっくり考えることができ、病院のように安心でき、家のように帰ってきたくなるハイブリッドな建築なのです。 英国そして香港にあるマギーズセンターの建築、そしてその理念や背景を紹介する写真展が開催されます。是非、遊びにいらしてください。
Maggie’sCentres－生きる喜びを失わないことー
◇開催日程
◇ 2015年9月29日（火）～10月13日（火）10:00～18:00(最終日～17:00)日・祝休館
◇開催場所
◇ 東京都江東区の竹中工務店東京本店内にあるギャラリーエークワッド。
http://www.a-quad.jp/about/information.html
東京メトロ東西線「東陽町」駅３番出口徒歩３分
◇入場料
◇ 無料 期間中には、看護師による「がん治療と暮らしのミニレクチャー＆くつろぎのティータイム」があります。がん患者のケアに長く携わり、マギーズ東京の活動に 賛同するベテラン看護師らがお待ちしています。
１０月３日（土）、９日（金）、１０日（土）のいずれも１０時半、１２時半、１４時半、１６時半から。申し 込み不要。無料です。
http://apital.asahi.com/article/maggie/2015091600020.html