花畑だより　2024年10月～2025年5月　春の花

10月19日に開墾と土壌改良をしていただき、26日の花畑活動にて来年の春に咲く花のたねダンゴを植え付けました。土壌改良や全体デザイン計画など、いつも見えないところでボランティア活動をしてくださるJAG（ジャパンガーデンデザイナーズ協会）の先生たち。この日もたねダンゴを植え付けるポイントを計測し、マーキングしてくださいました。いつも本当にありがとうございます。

毎年楽しみに参加してくださる方も増え、あちこちでベテランさんが初めての方に教える光景も見られます。和気藹々とした楽しい雰囲気で無事にたねダンゴづくりと植え付けが完了しました。

徐々に寒さが増す中で、翌月にはしっかり芽を出した苗たちを確認。花のないこの季節はリースやスワッグづくりを楽しみます。

お手入れの指導をしてくださるのは「NPO法人Green Works」の先生たちです。たねダンゴづくりや草取り、切り戻しなどの作業指導だけでなく、花々のいろいろな楽しみ方も活動の中に盛り込んでくださいます。ポプリや花曼陀羅づくりの楽しかったこと！

さて、これまでは冬の間、花畑活動はお休みでしたが、今年は気候変動により発芽や苗の成長が驚くほど早く、急遽1月、そして引き続き2月も異例の活動を開催。除草作業をしました。
3月にはすでに花々が咲き、ネモフィラ、ヤグルマギク、ヒメキンギョソウ、ハナビシソウ、ムギセンノウ（アグロステンマ）、カスミソウ…春を迎えてウキウキする思いで花を摘みました。

4月になると一斉に花畑が賑やかになります。切り戻しと風通しをよくする枝透かしの作業の後は「抱えきれないほどお花を摘んでください！」と講師の贅沢なひと声に歓声が上がります。今年は野草のクローバーの勢いが凄まじく花畑が埋まりそう！　思わず花苗に頑張れ！と声を掛ける日々でした。

5月の花畑活動は残念ながら雨で中止。6月5日に抜根作業、14日に土壌改良をしていただき、次のたねダンゴの準備完了です。

photo:maggie’s tokyo