臨時の花畑活動

今年は暖冬で、1月なのにもうヤグルマギクはたくさん蕾がつき、ヒメキンギョソウも咲き始めています。

例年は1〜２月は雑草の勢いも衰えるので花畑活動は休止ですが、今年は雑草の勢いが収まらず、急遽、臨時の活動を開催して草抜きを行いました。
暖冬とは言え、この日の朝は6度。日陰にいると芯まで冷えるので、日向に移動して作業の説明を聞きました。抜いていい草を教えてもらいましたが、たねダンゴから発芽したものと良く似ている草もあり、２～3種類の草に限定して草抜きし、抜いた草はハサミで細かく切って花畑の中に敷き詰めました。マルチングすることで雑草の発芽抑制にもなり、土壌の保温や栄養にもなるのだそうです。

日向で作業をしていると背中がぽかぽかと暖かくなりますし、差し入れの温かいほうじ茶とお団子をいただいて暖（談も！）をとりながら作業しました。それでも作業をしているとやっぱり手先が冷えてきます。
そんなタイミングで講師が用意してくださったのがラベンダーの手浴です。ラベンダーの花の部分をお茶パックに入れて煮だしたものだそうです。ポットに入れて持参され、お水で適温に調整してくださいました。ゆっくりと手を浸せば、じんわり感覚が蘇って来ます。手先を温めると自然と全身も暖まってくるのです。初めての経験でしたがその効果にびっくり。湯気から香るラベンダーの香りにも癒されました。古くなったポプリもこのように煮だして、お風呂に入れると沐浴剤としても活用できるそうです。

photo:maggie’s tokyo