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「花畑だより」5月の花畑活動ご報告
2022.06.01
春咲きたねダンゴの締めくくり
5月の花畑活動の28日は、雨の後の気持ち良い快晴でした。
春先からたくさんの花々を楽しませてくれたマギーズ東京の花畑は、ヤグルマギクを中心とした最後の花景色。その他の植物は既に種を蓄えていました。
今日の作業は、豊洲生まれの花々を来年も咲かせるための種取りです。
講師が用意してくださった8種類の種のサンプルを見ながら採取と保存方法を教えていただき、いざ畑へ。
1年前から不耕起、無施肥の実験をしている畝ベッドでは、刈り取った茎を20センチほどの長さに刻んでそのまま畑にばらまいて置きます。茎は抜かずに鎌で地際から切り、根を残しました。
その根が枯れると土の中に空洞ができて、耕さなくても土の中に空気が流通できるのだそうです。
よく踏んで土に馴染ませておき、後日ビール酵母の搾りかすを撒いて堆肥化を促します。
まだまだ実験途中ではありますが、実験を始めて2期目の畝と、昨年秋から始めた1期目の畝を比較すると明らかに成育に差があり、興味深く見守っています。
刈り取った後に、去年のこぼれ種から芽を出し、双葉を広げた百日草(ジニア)を発見!
そして、作業を終えた後に名残の花を摘んで花束づくりも楽しみました。
この日は夏を思わせるほど、暑くなり、こまめに水分補給をしながらの作業となりました。冷たいお水、麦茶、スポーツドリンクと3種類も用意してくださったのは、優しい足長おじさんです。毎回欠かさずテントやマイクの設営からお菓子の用意まで、細やかなサポートを本当にありがとうございます。心から感謝。
photo:maggie’s tokyo