MAGGIE's Everyone's home of cancer care

認定NPO法人 マギーズ東京

がんに影響を受けたすべての人へ マギーズ東京が開催しているオンラインのグループプログラムをご紹介 ~ストレスマネジメント~

2021/09/13

マギーズ東京は、がんに影響を受けたすべての人が自由に過ごしたり医療の専門家に気軽に相談できるだけでなく、無料で参加できるさまざまなオンライングループプログラムを開催しています。気になるプログラムはあるけれどなかなか勇気が出ない人もいるかも知れません。そこで、今回は「ストレスマネジメント」について、どのようにプログラムが進んでいくのかを具体的にご紹介します。


オンラインでつながるマギーズ東京の無料のがん相談支援



「ストレスマネジメント」プログラムって? 

「心身に現れるストレスのサイン」や「わたしの充電方法」など、参加される方の気づきや工夫のシェアや、からだやこころをゆるめる方法を紹介していく約60分のプログラム。



今回のプログラムの担当スタッフ

栗原 幸江さん

栗原幸江さん
公認心理師。家族のがん療養経験をきっかけに緩和ケアに関心を持つ。アメリカのがん専門病院等で心理臨床やホリスティックアプローチの実践を積み帰国。日米でがんを経験した人やご家族の「内なる力」と「成長」に関わってきた。


##1

まずは自己紹介とそれぞれのリラックス方法を紹介 


栗原さんが優しくリードしていきながら、何度か参加したことのある人から順番に自己紹介、自分のストレスのサインとリラックス方法をシェア。それぞれのリラックス方法は「こんな方法もあるのか」と参考になることが多く、また栗原さんが補足情報として、気持ちが落ち着くツボやマッサージなど誰でも取り入れられるストレスマネジメントの方法を教えてくれるのもしい。 その日の参加人数は8人で全員ががん経験者でしたが、ご家族や友人が参加することもあり、いろいろな状況にいる方のお話を聴けるのも参考になります。

##2

そこから自然な流れで呼吸と瞑想の導入へ 

リラックス手段として呼吸に注意を向けたり、からだの感覚に気づいたりなど、瞑想にいざなう声かけ。軽くストレッチをしながら、からだの各部位の感覚をていねいに感じていきます。自然にゆったりと変化してゆく呼吸に気づいていく、無理に何かをしようとしない、などといった栗原さんの声に合わせていくと、からだが緩まり、どんどん心が安らいでいきます。

##3

マギーズのお庭を紹介 

ちょうど春のお花がたくさん咲いていたとき、参加者の中にまだマギーズ東京を訪れたことがない人がいたので、 栗原さんが外に出てパソコン越しにマギーズのお庭を紹介。マギーズに流れる穏やかな時間が 画面越しに伝わっていきます。 



##4

感想や相談をお話しながらチェックアウトへ

最後に一人ずつ感想を話してプログラムが終了。話し足りないことや相談したいことがあれば、 残って栗原さんに質問することもでき、そうして自然にチェックアウトしていく。

まとめ

参加・体験型のグループプログラム。参加者同士のつながりもあたたかく、気持ちがどんどん穏やかになる時間に。

自分のからだや心をリラックスさせる方法を教えてくれるだけでなく、いろいろな状況の参加者がいるので、一人一人の生の経験や気持ちを知ることができ、「自分だけじゃないんだ」「こんな考えもあるのか」と参考になったり気持ちが軽くなったりしていく60分のプログラム。得られることがたくさんあると思うてので、迷っている人は是非一度参加してみることをオススメします。



今回ご紹介した「ストレスマネジメント」プログラム以外のことでも、少しでも気になることがあったら、お気軽に下記マギーズ東京までご連絡してみてください。



Text.Photo : Nana Tahara

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