why maggie’s? ―鈴木美穂(共同代表)

2014.05.31

2008年5月、24歳のときに乳がんが見つかり、目の前が真っ白になりました。 手術、抗がん剤、放射線、ホルモン治療、分指標的薬… 治療のフルコースを受ける中、何よりも苦しかったのは、その先の未来が想像できなかったことです。 家族や友達の前で一生懸命笑っている裏で、いつもどこかで孤独を感じ、不安で、死ぬことばかり考えていました。 抗がん剤 そして、抗がん剤も中盤になると、笑うことすらできなくなり、うつ状態で闘病していました。 一番苦しかった頃の自分と同じような状況の人に、あの時欲しかった情報や居場所を届けたい― なんとか暗闇から抜け出すことができた後、私なりに動き始めました。 若くしてがんになった人を応援するフリーペーパーを作って全国のがん拠点病院に置いてもらうところから始め、今では300人以上の若年性がん患者が所属するSTAND UP!! MTP)STAND UP!! 闘病中でも安心して参加できるヨガなどのクラスを提供するCue! 943370_474815495917732_1564322087_n 「ひとりじゃない」 そう思えることがどれだけ心強いことか。 活動を通じて、相談できる相手や同じ経験をした仲間と気軽に出会える場づくりの必要性をつくづく感じてきました。 そんな折、2014年3月にウィーンで行われた国際会議で、マギーズセンターに出会いました。   マギーズセンターは、まさに闘病中の私が一番欲しかったもの。 これまでの活動の先にいつかつくりたいと思い描いていた夢そのものでした。 その後すぐにマギーズセンターを日本に紹介した第一人者である秋山正子さんの存在を知って訪ね、 お互いのチームに呼びかけてこのプロジェクトがスタートしました。 そしてその翌月の今月、1泊2日で英国外に初めてできた香港のマギーズセンターを訪れ、 夢は、明確な目標に変わりました。 hongkongmaggies 目標は、来年度中にオープンし、2020年の東京五輪までに世界に誇れる“maggie’s tokyo”を築くこと。 一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。 2014年5月 鈴木美穂